歯周病と全身疾患の繋がり
- 1、糖尿病
- 2、心臓疾患
- 3、肺炎
- 4、低体重児出産
0歳からの検診が可能です。まずは歯科医院に慣れる事からはじめましょう。
あかちゃんは個人差がありますがだいたい生後4~8ヶ月で下の前歯が生え始めてきます。
この時期は歯を磨く事よりも、口を開けて、歯ブラシに慣れる事を優先して楽しく遊びながら磨いてあげましょう。
いきなり口を空けて歯ブラシを入れてもビックリするだけなので、歯ブラシでほっぺたや口周りを優しく当ててみたり工夫して磨いてあげましょう。
あかちゃんにも乳児用の安全タイプの歯ブラシを持たせてあげるとよいかと思います。
習慣ずけのために食事の時お箸の横に歯ブラシをおき、食後はお母さんと一緒に歯みがきタイムにしましょう。
まずは歯科に通うという事に慣れてもらう事が大切です。この時期からむし歯がなくても、歯科に定期的に通う事を心掛けましょう。
むし歯が出来てからでは遅いので、健康なお口の状態を保つ、親御さんに正しい知識を持って貰う為にもこの時期から定期的に通う事をおすすめします。
この時期のむし歯の発生の原因は飲み物が多いです。お口の中を清潔に保つ事が大切になります。
また、お父さんお母さんからのむし歯が感染しやすい時期でもあります。
一日最低2回は歯磨きを念入りにしてあげましょう。
この時期の子どもは、自我が芽生えてくる為、ほとんどの子が歯磨きを嫌がったり、治療を嫌がります。
しかし嫌がるからと言ってそのままにしておくとむし歯が出来てしまいます。
しつけと同じように分かりやすく説明してあげましょう。
もう4歳、しかしまだ4歳!一人で色んな事ができる様になる年齢ですが、やはり病院や歯医者が苦手・・。
そんなお子様でも全く問題ありません。怖いものは怖いですよね・・。
保護者の方にもお子さんにもストレスにならないよう、無理なくその子に合ったペースでこの頃から一人で座れる様に練習していきます。
無理矢理治療するのはよくない・・という親御さんもいれば、無理矢理にでも治療して下さい!という親御さんもいらっしゃいます。
当院では、基本的に虫歯や小学生頃から始まる歯肉炎にならないよう、予防歯科を推奨していますが、やむを得ず治療が必要となった場合は、親御さんと相談しながら進めていきます。
学校で行う健康診断は、歯やお口の病気で、勉強に集中できなかったり、おいしく給食が食べられなかったりしないようにするためのものです。
その健康診断の結果、治療が必要な人は「要治療」として、健診用紙の(2)にマークが付きます。また、このままだと病気になる危険がある場合には、注意して様子を見ていかなければならない人として、「要観察」の(1)にマークが付きます。異常がなし、または「健全」な場合は(0)にマークが付きます。
このような学校の健康診断は、単に病気を見つけるためだけのものではなく、しっかりと歯みがきをしなくてはいけない人や甘いものを控えたり、とり方に注意しなければいけない人たちを見分けるために行っています。みなさんを「スクリーニング」というふるい分け(選別)をします。その結果、治療の必要な人は、「かかりつけの歯医者さん」で治療をしてもらうように、また、「要観察」の人はしっかり歯みがき指導を受けたり、甘いものや食事のとり方を教えてもらい、病気にならないように予防しなければいけません。
学校での健康診断は、みなさんの健康状態を把握し、健康であるか? 健康上問題があるか? 病気や異常の疑いがあるかを選び出すためのものです。
当院では、検診で指摘されたむし歯や歯ぐきの状態、歯並びのご相談を随時行っていますので
お子様とご一緒にお越しください。
※日本歯科医師会HPより引用
妊娠時はエストロゲンとういう女性ホルモンが多量に分泌される様になります。エストロゲンが歯肉溝(歯と歯ぐきの境目)から流出してくるとそれを大好物としている歯周病菌が増えてきます。
その菌が増加する事によって、歯茎が腫れたり、歯茎から出血したりすると「妊娠性歯肉炎」が起こるのです。妊娠性歯肉炎は妊娠2~3カ月から見られ、妊娠中期にひどくなります。
妊娠中は心身ともに不安定になりやすので、歯の治療も安定期(5~7カ月)に行う事をオススメします。
歯周病は陣痛を引き起こすプロスタグランジン産生を促進させてしまうので、早産や低体重出産の可能性も引き起こしてしまいます。
ですのでお口の状態を出来るだけ綺麗に保つ事が大切です。その他にも歯周病は全身疾患の関係があります。
歯周病は、歯の骨が溶け抜け落ちてしまうというとても怖い病気です。日本人の多くは、30歳から歯周病が進行して50代から歯が抜け落ちるという方が多いです。
歯周病になる原因は様々ですが、歯を失う2大原因が、むし歯と歯周病です。重度の歯周病になると歯が抜け落ちてしまうので、早期発見の為に定期検診をお勧めします。
健康な状態 | 軽度歯周病 | 中度歯周病 | 重度歯周病 |
歯と歯ぐきの間には1〜2mm程度のすき間があります。 | 歯ぐきの炎症がひどくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入。歯槽骨や歯根膜も破壊されはじめます。 | 炎症がさらに拡大し、歯槽骨も半分近くまで破壊が進み、歯がぐらつきはじめます。 | 歯槽骨が半分以上破壊され、歯はぐらぐらになります。 |
参考:公益財団法人ライオン歯科衛生研究所ホームページ
当院はバリアフリーですので、お年寄りや車いすの方でも快適に来院して頂けるようにしております。高齢の方は、歯の検診と入れ歯の調整など、毎日の食生活を楽しんでもらえるように、検診を行います。
入れ歯が合わなくて困っている、食べのもが食べづらい、飲み込みずらいなどお困りの方、そして、お年寄りに優しい親切な歯科医院を探してらっしゃるご家族の方、是非お問い合わせ下さい。
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